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神の一手(二日三日に分割したほうがよかったかもしれない)

おはこんばんちは←先祖帰りでそろそろ再燃流行

神ちくわです。神なのか、チクワなのか、チワワなのか。チワワは禁止級ポケモンですよ。

さて、いよいよ学校が始まりました。
以前僕が短大生だから今年から社会人とか言いましたけど……あれは嘘です。

実は……単位が足りずに留年してしまったのですΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
驚きを隠せませんか。黙ってて悪かったです。

今後は、絶対に隠し事は無しだから……約束だからね……?
……めんどくせぇなあ
約束、約束だからね!?
……ちっ。わぁーったよ。

そして今日は新入生歓迎フェスティバルの日でした。
ぴかぴかの新入生を手招きこまねき暗黒面に落とす魔の伝統行事です。大学公認。怖い怖い。

先刻ご承知のことながら僕はお祭り事が(たとえ楽しくなかろうが)大好きなので、例によって霊のごとく参加してきました(誰からも気づかれないという意味)
危機として家を出、大学へと赴きます。

四月頭で桜は満開、新入生の頭の桜も満開、なんとはなしに良いことがありそうな予感がしていました。

会場までやってくるとそれはもう人がいっぱい、溢れんばかりでした。
AV男優風に言うならば、

※あっすっごぉい……すごい溢れてきてるよぉ……? すっごぉい……気持ちいいの? 気持ちいいの?
 ※繰り返し

という様子でした。女優はあふーんとかいう返事をしますね。それ、返事か?

「うっはー」と恥ずかしげもなく満面に希望の笑みを浮かべて跳梁跋扈する目測新入生に言うに言われぬ気持ちを抱き、僕は不遜な顔で闊歩しておりました。
そうしているとやはり貫禄というものが滲み出てしまうせいでしょうか、前を歩く目測新入生にはビラが渡されるものの、僕はスルーされてビラがもらえず。
僕はスルーされてビラがもらえず。

繰り返した意味を個々人が熟考し、噛み締めてください。

これはもしかするとビラが貰えないままに終わってしまうかもしれないけれどそれはそれで「やっぱ俺マジぼっちだわwオーラが出とるw」という自慢風自虐和え自慢がタイッツーとかグーブロでできるのでいいかな、と思っている、まさにその時でした。

「これどうぞー」

女の子が、僕にビラを差し出しました。
しかもその「これどうぞー」という声が、非常に愛らしく透き通っていて清らかというわけではなく、何の変哲もない該当インタビューでよく聞くようなひどく一般的な声だったのです。どうでもいいですね。
しかし、私にビラを渡した(爆笑wwwww)女の子は、非常に愛らし以下略何の変哲もない女の子だったのです。
女の子は何の変哲もないのが一番です。

内心なんて何の変哲もない女の子なんだと思いつつビラを見てみると、「洞穴探求部」とありました。

「ほお……」
僕は顎を撫でました。
このビラがセックスアピールだとすぐに確信したのです。

『ビラ! 洞穴! 探求!』

卑猥な単語を三つ並べておいて、性を否定するのが難しいくらい。

相手の意思を汲んだ僕が「キミの洞穴も探求してあげようか^^」と言おうとすると、彼女はそっぽを向いてまた別の誰かにビラを配っていました。
ビッチなのでした。

「やれやれ」

僕は春樹して、彼女は僕に気があったのだろうなあと考えながら会場をまたぐるりぐるちと回ります。

あ、回るって言っても回転してたわけじゃないから(笑)



しばらくし。

「神ちくわくーん」

不意に名前を呼ばれました。
振り返るとそこには、顔は知ってるけど名前は知らない女の子がいました。
名前が分からないので心の中ではビチ子ちゃんと呼んでます。なぜなら、彼女はそこはかとなくビッチぽいからです。
どうビッチぽいかと言うと、まず髪の毛がほんのり茶色いです。
そういうわけで、ビチ子ちゃんです。
確かビチ子ちゃんは、同じゼミの子だったと記憶しています。
男女比にかけてはインフィニットストラトスと太刀打ちしかねない僕のゼミにはビチ子ちゃんがいっぱい。
名前が分からない子はみんなビチ子ちゃんだ!
おいそれじゃあ全然ビッチぽくないおとなしげな黒髪の女の子もビチ子ちゃんなのかよブヒと鼻息荒く傲然とする人もいらっしゃるでしょうが、そんなことはありません。
おとなしげな黒髪の女の子に関しては、会話したことがなくても名前くらいおさえているのです。フルネームで。
なめるな。

以下、ビチ子ちゃんAと交わした会話。

ビッチ「神ちくわくん何部だっけ?」
ぼく「冊子製作部」
ビッチ「え、なにて?」
ぼく「冊子製作部」
ビッチ「ええっ、ビラは? 配ってないの?」
ぼく「まあそれは、まあw(超絶コミュニケーション)」
ビッチ「あっははwなにそれwちゃんとやれよーw」
ぼく「www」

こんな会話をして別れました。
たぶんビチ子ちゃんAは僕に気があるんだと思います。名前わかんないけど。確か、漢字が入ってたと思う……



さらにしばらく。

僕は人々の喧騒を離れ、学部等の方へ向かいます。

会場はアトリエかぐやのエロシーンにおける女の子の///を思わせるほどにぎにぎしいと言うのに、ここらへ来ると閑散としたものです。
昼休みの教室に例えるなら、クラスのリーダー的存在の席周辺が会場、クラスの神近的存在の席そのものが学部等。そんな感じです。
あまりのわかりやすさに自分でも戦々恐々。

なぜ僕がそんな、寒々しい学部棟に来たのか。
大概の人は察しがつくことでしょう。

こういうとこにこそ、僕が求めているものがあると。

少女が一人ぼっちでわけの分からない部活の部員を募集しているという。
大学ですとやばい機関の人員を募集していたりもしそうなものですが、ここは王道をたどって前者で責め立てましょう。

誰かいないカナーと学部棟をほっつき歩いていると、なんと、本当にそういう子がいたのです。


 喧騒を離れて俺が学部棟にやってくると、一人ぽつねんと立ち尽くす少女がいたのだ。何やら両手に看板を持って、誰もいないというのに高く掲げている。
 なんだありゃと思いつつ目を細めてみると、看板には『ボ部』と書かれてあった。意味が分からん。なんだ、それは。世界中のありとあらゆるボブさんについて研究する部か何かか? まあたしかに、世界の始まりはアダムとボブって言うしな。それはイブだろ。
「……!」
 とか一人でぼけていると、少女の瞳がこちらを向いた。
 やべえ、気付かれてしまった。俺は焦る。
 少女の瞳はあたかも「逸材見つけた」と言わんばかりに煌めいている。だが、生憎ながら俺にはボブに対する愛着などないのだ。というかボブに愛着がある人間なんて存在するのか。アダムか。だからそれはボブじゃなくてイブだろ。
「……ねえ、あなた」
 あほなことを考えている間に距離を詰められていた!
「な、なんだ?」
 話しかけられてしまっては、さすがに引き返すこともできなかった。
「……ボ」
「断る」
 何か言いかけたのを言葉の刃で切断すると、少女はくりっと小首をかしげた。俺は思わずたじろいでしまった。か、かわいいじゃねぇか、この野郎……。
 野郎っつっても女だけど。
「まだ何も言ってない……」
「どーせそのボ部とかいうわけの分からん部活に入れってんだろ? お断りだね」
 言い捨てると、少女が目を見張った。
「……すごい。どうして分かったの、読心術?」
「んなもん誰でも分かるわっ! まあ確かに俺はこれまで20年以上独身だから読心術が使えてもおかしくはないなーってやかましいわ!!」
「……?」
 何を言っているのか分からない、という風なあどけない瞳が向けられる。う、やめろ。そんな瞳で見つめないでください、マジへこむんで……。
「お願い、入ってほしいの……ここ、誰も来なくって」
「そりゃ来ねえよ、ここ新歓の会場じゃねぇからな!」
「……? そうなの?」
「そうだよ!」
 あほの子かこいつはっ!
「そうなんだ、道理で……今から場所を変えれば間に合うかな」
「どうだろうな。会場の方はちゃんと事前に場所取りとかしてっから……」
「やっぱり、だめなんだ……」
 少女がしゅんと項垂れる。その落ち込んだ顔を見ていると、さすがに哀れというか、力になりたい気がしてきた。
「あなた、入ってくれない……?」
 少女は助けを請うように、潤んだ瞳で俺を見つめた。そんな顔するな、無碍に断れなくなるだろうが。
「べつに、俺じゃなくたっていいだろ……」
 本心だ。俺はそっぽを向く。
「でも、部員が三人だけじゃ存続できないから……」
「三人いんのかよ! むしろそこに驚きだよ! あとの二人はどこだよ!?」
「アメリカ」
「……は?」
「あとの二人はアメリカにいるの。ボ部は国を跨いで共同研究する部だから……」
「急に規模がでかくなったな……」
 俺は溜め息をつく。どうも、またしち面倒な事に巻き込まれつつあるらしい。なんだって俺はこんな面倒事に巻き込まれてばっかりなんだ?
「どうでもいいけどよ……その二人の名前は?」
「ボブ。二人とも」
「やっぱりな! そうだろうと思ったわ!」
 要するに部員三人のうち二人がボブだからボ部ってわけだ! なんだそれ、出オチか!
「……あなた、読心術が使えるの?」
「大体予想できるわ! まあ確かに俺はこれまで20年以上独身だから読心術が使えてもおかしくはないなーってこれはさっきやったわ!」
「……?」
「いやだから、そのゴミを見るような瞳はやめてくださいマジへこむんで……」
「じゃあ、私の名前は? 私の名前は分かる?」
「え?」
 不意にそんなことを問われ、間の抜けた声がぽんと飛び出した。
「ボブくんたちの名前は分かったんでしょう? 私の名前も、分かる?」
「いや、それはなあ……」
 ボブらの名前が分かったのは、このボ部という意味不明な部活の名前と、二人の部員がアメリカにいるという情報を組み合わせられたからだ。しかし、この少女の名前を導き出せるようなヒントはどこにもなかった。
「……うーん、分からん。降参だ」
「私はアダム」
「まさかの伏線回収!? 嘘つくなよアダムって男の名前だろ!」
「……冗談。知らない? アダムとボブ」
「知らねえよ! いや知ってるけど! 知ってるの俺だけかと思ってたわ! それともそんなBL同人でもあんのかよ!」
「私的にはボブ×アダなの。アダ×ボブはありえない」
 やべえ地雷踏んだ。この女腐女子だったわ。
 つーかなんだアダボブって。そういうのがマジであんのか。
「パッと見るとアダムの方が受けなんだけどね、その受けっぽいアダムがボブを攻めてるっていうのが」
「あの、すいません」
「……なに」
 少女は思いきり不満そうな顔をした。おーこわ。語ってる腐女子に横槍入れたら正面から槍で突き刺されるらしい。覚えておこう。今後二度と活かされない知識になるといいな。
「で、結局この部は何をする部なんだ?」
「分からない……? ヒントは与えた……」
「ヒント?」
 そんなものがこの会話の中に隠されていたというのか。
「……アダムとボブ」
「そこ!?」
 一番いやなところにヒントが隠されていた。
「ボブはどうでもいい……アダムとイブ。つまり、男女間の生命の誕生」
 少女が艶っぽい声を出したかと思うと、急に看板を置いて俺に擦り寄ってきた。
「お、おい……」
「この部はね、生命の誕生を研究するの。だから、男女二人じゃないとだめ。いつもそう。だから、こんなところで人が来るのを待っているの。あなたがここに来たのは一つの運命……。ねえ、早速私と、しよ?」
 少女の白くて小さな手が服の上から俺の体中を這った。得も言われぬ感覚に、俺の口から思わず声が漏れる。
 そして遂に、その手が俺の


飽きた。
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かつては針小棒大を卑猥な言葉と思っていたよ

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